フィットライフコーヒーの正しい飲み方について
フィットライフコーヒーとは、血糖値の上昇を抑える働きがあり、とうもろこしの食物繊維成分を抽出した水溶性食物繊維(難消化性デキストリン)を含んだ飲み物です。
普通のコーヒーとは違い、飲むタイミングや量を気を付けることで血糖値上昇を抑える効果が得られやすくなります。
フィットライフコーヒーに砂糖やミルクを足していい?
食事の血糖値が気になる方はなるべくそのままブラックで飲む方がよいです。
しかし、どうしてもコーヒーの味を好みにしたければ、少ない量で甘味が強い砂糖や、低脂肪のミルクを使用し、工夫していきましょう。
フィットライフコーヒーを嗜好品として摂取される方は、砂糖やミルクでお好きな味にして楽しんでください。
フィットライフコーヒーの理想はブラック
血糖値の上昇を抑制する効果を実験する時、砂糖やミルクを使用せずに実験せずに行っています。
また、血糖値が気になる方のために開発されたコーヒーですので、血糖値が気になる方はそのままブラックで飲んだ方がより効果的です。
フィットライフコーヒーを飲むベストタイミングは食事中
なぜ食事中がよいのか?それは、血糖値と食物繊維の関係を紐解くとよく理解できます。
フィットライフコーヒーに含まれる「難消化性デキストリン」という食物繊維と血糖値の関係を説明します。
食物繊維は水溶性食物繊維(水に溶けやすい)と、不溶性食物繊維(水に溶けにくい)に分けられます。
血糖値を下げる効果が高いのは水溶性の食物繊維です。その特徴は体内に入るとドロドロのゲル状になり粘度が高いことです。よって水溶性食物繊維の消化・吸収は穏やかになります。
食事で摂取した糖分は胃を通り小腸で吸収されます。小腸は栄養を吸収する場所です。
単独で糖分(炭水化物)を摂取すると、小腸での糖分の吸収は一気に行われ血糖値が急激に上昇します。
血糖値が上昇すると、体内は糖分を筋肉や肝臓に蓄えます。
しかし、それでも余った糖分については脂肪に溜め込もうとします。
つまり、血糖値が上昇すると肥満や糖尿病のリスクが高くなるということです。
しかし、水溶性食物繊維と糖分(炭水化物)を一緒に摂取すると、水溶性食物繊維の粘度が高いため、小腸で水溶性食物繊維が留まり、糖分の吸収が穏やかとなります。
そのため、血糖値の上昇は緩やかになり体の負担が抑えられるのです。
フィットライフコーヒーに含まれる「難消化性デキストリン」は水溶性食物繊維です。
そのため、食事と共にフィットライフコーヒーを摂取していただくことがベストタイミングなのです。
血糖値の上昇タイミングに合わせる(食前でもOK)
食事をすると糖分が体内で吸収され、血糖値が上昇し始めます。
食事をする前にフィットライフコーヒーを飲んで、小腸での糖分の吸収を穏やかにすることができます。
また食事の内容により、食事中にコーヒーを摂取するのに抵抗があるときなど、食事前に摂取するということもできます。
食後や気分転換でもいいけど効果は下がる?
食後はすでに血糖値が上昇していますので、食後からフィットライフコーヒーを摂取してもあまり効果は得られません。
気分転換に空腹時に飲んでも、血糖値が上昇する食事をしていないので血糖値を下げる効果はありません。
よって、食前や食事中に飲むことで効果が得られやすいのです。
フィットライフコーヒーの1日摂取量は最高3杯まで
1日3食に合わせて、3杯を目安とされています。フィットライフコーヒーは1杯あたり6.7gの食物繊維が含まれています。なんとレタス約2個分の食物繊維の量です。
飲み過ぎると、お腹が緩くなる可能性もありますので、適量を守ることが大切です。
普通のコーヒーよりわずかに少ない程度のカフェイン量
一般のコーヒーはカフェイン90mg(100ml当たり)
フィットライフコーヒーはカフェイン55mg (1包を100mlで溶かした場合)
カフェインの摂取量は1日400mg以下にすることが推奨されています。1日3杯飲んでもカフェインの取り過ぎにはなりません。
大量に飲んでも効果が高まるわけではないので要注意
血糖値を下げたいからと、たくさん飲んでもあまり効果的ではありません。
血糖値は食事を気を付けるだけでなく、運動などによっても下がります。
また、フィットライフコーヒーは食物繊維が豊富に入っているので、過剰に摂取するとミネラルやビタミンなどの必要な栄養の吸収も妨げてしまう可能性があるので注意が必要です。
フィットライフコーヒーはアイスコーヒーにしてもOK
暑い夏や、冷たいものが好きな方はアイスコーヒーで飲みたいですよね。
粉末のフィットライフコーヒーをまずは少量のお湯で溶かし、冷たい水や氷で冷やして、アイスコーヒーにしてお楽しみください。
食物繊維は温度変化によって成分は変わりません。
